ASTM A53 A795 API 5L スケジュール80 炭素鋼管

スケジュール80炭素鋼管は、スケジュール40などの他のスケジュールに比べて肉厚が厚いのが特徴のパイプです。パイプの「スケジュール」とは肉厚のことで、耐圧性能や構造強度に影響します。

スケジュール80炭素鋼管の主な特徴

1. 壁厚:スケジュール40よりも厚く、強度と耐久性が向上しています。
2. 耐圧性:壁厚が増加したことで耐圧性が向上し、高圧用途に適しています。
3. 材質:炭素鋼製で、優れた強度と耐久性、耐摩耗性を備えています。

4. 用途:
工業用配管:石油・ガス、化学処理、発電などの産業で使用されます。
配管:高圧給水管に適しています。
建設:高い強度が必要とされる構造用途に使用されます。

スケジュール80炭素鋼管の仕様

ASTMまたはAPI規格のパイプスケジュール
公称サイズ DN 外径 外径 スケジュール80の厚さ
壁厚 壁厚
[インチ] [インチ] [mm] [インチ] [mm]
1/2 15 0.84 21.3 0.147 3.73
3/4 20 1.05 26.7 0.154 3.91
1 25 1.315 33.4 0.179 4.55
1 1/4 32 1.66 42.2 0.191 4.85
1 1/2 40 1.9 48.3 0.200 5.08
2 50 2.375 60.3 0.218 5.54
2 1/2 65 2.875 73 0.276 7.01
3 80 3.5 88.9 0.300 7.62
3 1/2 90 4 101.6 0.318 8.08
4 100 4.5 114.3 0.337 8.56
5 125 5.563 141.3 0.375 9.52
6 150 6.625 168.3 0.432 10.97
8 200 8.625 219.1 0.500 12.70
10 250 10.75 273 0.594 15.09

サイズ:公称パイプサイズ(NPS)の範囲でご用意しており、通常は1/8インチから24インチまでです。
規格:ASTM A53、A106、API 5Lなど、材料、寸法、性能に関する要件を規定する様々な規格に準拠しています。

スケジュール80炭素鋼管の化学組成

スケジュール80は、使用される鋼材の具体的なグレードや組成に関係なく、あらかじめ定められた一定の厚さを持つ。

グレードA グレードB
C、最大% 0.25 0.3
Mn、最大% 0.95 1.2
P、最大% 0.05 0.05
S、最大% 0.045 0.045
引張強度(最小値)[MPa] 330 415
降伏強度(最小値)[MPa] 205 240

スケジュール80炭素鋼管

利点:
高強度:厚い壁が構造的な強度を高めます。
耐久性:炭素鋼の靭性と耐摩耗性により、これらのパイプは長持ちします。
汎用性:幅広い用途や業界に適しています。
デメリット:
重量:壁が厚くなるとパイプが重くなり、取り扱いや設置がより困難になる可能性があります。
コスト:一般的に、材料使用量が増えるため、肉厚の薄いパイプよりも高価になります。


投稿日時:2024年5月24日